よくあるご質問

調律について

ピアノ調律所要時間は?

そのピアノごとに状態に応じて必要な作業が違います。

ピアノの設置環境が安定していて、適度にメンテナンスがされていれば、基本内(3時間)で表情豊かな弾いていて楽しいと感じられる状態にできます。

ピアノ調律の頻度は?

ピアノの設置されている温湿度などの環境、条件によって、また使用頻度、求める繊細さなどにより調律メンテナンスの頻度はピアノごとに、また使用者ごとに著しく異なります。

判断のつかない方の場合は、虫食い、結露による錆や不調、過乾燥での不調、破損の有無の点検の意味合いを含め、最低1年に1回と決めておかれてはいかがでしょうか。

驚かれると思いますが、温度が2,3度変われば音程も発音もさっきとは変わります。ですからコンサートやレコーディングでは四六時中待機することもあります。

年に1度というのはそういう厳密なレベルのことではなく、ゆる~く1年アベレージを保ってくれるように・・・というような意味合いです。「せめてこのくらいには・・」というレベルです。

ピアノ調律に良い時期がありますか?

ピアノは、温湿度の変化や、使用頻度により目には見えなくても常に動いて(変化して)います。

温湿度などは常に定まりませんから調律に適した季節などもありません。

ピアノ設置場所の温湿度の安定を心がけてください。

たとえばコンサートに使用する場合など、調律始めの時に本番時と同じ温湿度になっていると乱れのない状態で本番を迎えられます。

良い調律ってあるんですか?

実施した調律が狂いにくいことは調律師にとって重要なスキルです。

ですが音程を正しても冴えないピアノはたくさんあります。音程合わせで効果を上げるための準備作業が不可欠なんです。

漫然と毎年音程あわせを繰り返してもピアノのポテンシャルは上がりません。

表現力を増すために一度ピアノ全体の総点検をお勧めします。

ダメな部分に手を入れると急に歌い出し、コントロールしやすくなります。

音の強弱、表情、抑揚をコントロールできると、人はピアノを面白い、楽しいと感じるようになりピアノに触れる時間も長くなり、脳を刺激し、快活になります。

以前は気にも留めなかったことが次々と見つかるようになりますから、考えて弾くようになります。

ピアノの引越しをしたら調律したほうが良い?

ピアノを引越し後、少し時間を空けて、ピアノがその場の環境に馴染んで(シーズニングして)から調律されるのが経費削減になります。時間を空けずに調律し、その後数日でハチャメチャに狂ってしまい、当店が緊急出動したことが何度もあります。

引越しはピアノにとっては一大事ではありますが、引越そのものというより、環境の変化でピアノに異常が出てないかチェックするという意味で、調律師と相談しながらするのが最善でしょう。

クリーニングなども含め、運送屋に一任はいけません。ピアノに無知ゆえの事故に巻き込まれる場合があります。運送屋は運送屋で調律師でもなく、ピアノに精通してるはずもないからです。

プロになるわけじゃなく、趣味程度な場合は調律も簡単で良い?

結構弾いてらっしゃるのに調律嫌いな方もおられます(笑)変な状態のピアノを我慢しながら弾いて、限界になって駆け込まれる方がいますが、果たして節約になっているか??

使用目的はともかく、ピアノがピアノであるために最低限度維持しなければならない状態があります。

髪の毛が知らぬ間に伸びるように時事刻々と変化していくピアノですので最低限の点検、メンテナンスが必要です。

メンテナンスあってのピアノとご理解ください。そうしないとピアノが楽しくなりません・・・ということはそのピアノに意味がないということになります。

ピアノにメンテナンスはセットです。

弾いてないから調律も要らない

よく聞くお話です。

長期放置で心配なのは次に使いたくなった時に使えるかどうかでしょう。

音程などは多少狂っていても差し支えないですが、木部の異常(割れ、接着剥がれ)繊維の虫食い、金属の錆の発生とそれに伴う部品の劣化、損傷などは使用の有無は関係なく、設置環境の影響で発生します。

家族の意識外に置かれたピアノは得てして愛情不足な状況に置かれます。

我々は調律時ピアノのコンディションとその原因をビンビン感じながら仕事をしていますので、保管上のアドバイスもできますから、大切なピアノであれば点検の意味合いを含め、最低1年に1回と決めておかれてはいかがでしょうか。

その経費も無駄だと思われる時はピアノの処分をお考えください。

コンサートの調律はお願いできますか?

たくさんのコンサート、発表会を担当させていただいています。

コンサート会場によっては、出入りの調律師を制限している場合がありますので、あらかじめ会場をお知らせください。

コンサートは限られた時間でベストにできるかが問われる緊張する仕事です。

日頃のコンデションを把握している演奏会場は仕事もしやすいです。

調律師について

調律師選びは重要?

お金のかかることですから安く、早く、いい仕事をしてもらえたらそれが何よりです。

ですが、魔法のような技術はありません。

どの調律師もピアノの現状を見て、最短で良い結果に到達するため段取り良く作業を進めようと考えますが、それぞれ性格やねらい、また癖もあります。何より経験値がモノを言う仕事ですから、良き師匠、良きお客様との出会いの中で恥を捨てて、謙虚に沢山の学びを積み上げた人とそうでない人の違いは大きいです。

ピアノの仕上がりも人によって違うのが自然でしょう。

そして調律師に一番大事なことは、生やさしいことではありませんが、十人十色のお客様と一緒に「音表現」を作り上げていくことだと思います。

弾く人が感動を持って楽しくピアノに向かえるかどうかは、聞き手にもダイレクトに伝わります。プラスの連鎖が起きます。

ピアノが良い音を奏でるのは、細かな作業を根気よく積み上げていく調律師の心がけと、時間と空間を提供していただいたお客様の心持ちだという気がします。

目の前のピアノの音は調律師とあなたの心がけの賜物です。

調律師の仕事って?

ピアノにまつわる仕事は幾つもあります。大きく分けて、設計する人、製造する人、販売する人、整備する人・・・。分業されています。

調律師は整備する人の中に属しますが、担うのは1.音律を整える 2.弾き心地を左右する打弦機構など(細かい沢山の部品群)の寸法を整える 3.表現力を決定するダイナミクスと抑揚感、音の表情をできるだけ可変できるようにする。といったところでしょうか。

残念ながら日本では、ピアノの全てが勉強できる学校はありません。

調律師の養成学校では、簡単なピアノの歴史、簡単な音響学、構造、上記の1.と2.と簡易な修理の方法など、基本的なことを学びます。

ピアノ音楽、ピアノの設計や、コンセプト、製造、修理、芸術に高める技術に関するおびただしい情報、経験にはほとんど触れずに卒業する現実があります。ですから現場に出た調律師本人も次々と湧き出る疑問を抱えながら仕事をしています。調律師によって仕上がったピアノの音が違うのは、学校卒業後に、もっと広範囲にわたる学び、経験が積めたかどうかによります。技術の引き出しを沢山持っている人の仕事は理にかなっているばかりでなくコストパフォーマンスにも優れいます。

余談ですが、近年、ネットの普及などで、調律師紹介を巧みに仕事にして中間マージンで暮らしている御仁も多数おられ、現場調律師を苦しめておりますが、介在者に結構なマージンが発生し、調律師がそれを支払う形になっています。口コミにも書かれますし、当の調律師も背に腹は代えられませんから、愛想は良いものの仕事の質は落ちるのも納得できます。結局しわ寄せは判りにくい形でお客様に行くというシナリオです。

その他第一印象だけ低価格を装い安かろう悪かろう的な営業をしている立派な?業者もあります。

質の高い調律が広く一般に提供できない業界の構造があります。

いつの時代も世知辛いものです。その場限りの仕事を事なかれ的にこなしていても調律師も疲弊してピアノも良くなりません。やりがいも誇りも感じることができず離職する人、ワーキングプアも沢山いる仕事です。残念なことです。

あくまでピアノ調律技術は個人のものですから、ピアノに出会えて良かった、ピアノってこんなに凄いものなんだ、こんなに良くしてもらったのだから見合った価格を支払わなきゃ!と感じてもらえるように、業界をリードしていけるように我々ももっと力をつけなければいけません。

調律師には資格があるのですか?

日本には厚生労働大臣が認定する1級、2級、3級のピアノ調律技能士があります。

制限時間内での学科試験と調律、調整、一部の修理の実技の試験があり、実技は全てを一度にパスしなければなりません。課題の内容により級が違います。

あくまで客観的に評価できる試験項目しか課されていませんので、たとえ1級ピアノ調律技能士といえども、芸術的な仕事ができるかどうかという一番重要なところは別の話になります。

その他、メーカー各社が設定した研修を受けた人に与えている称号があります。

メーカーが違うと構造が違うこともあり、その特徴を生かした調整をするために、知識がない人は触れないでほしいというピアノもあります。

ピアノ購入について

今あるピアノを直そうか?買い換えようか?

今あるピアノの現状把握をし、修復するための費用見積もりと、その効果を予想してみて買い換えた場合との効果を比較して、予算・現状ピアノへの思い入れなどを費用対効果を考慮して検討します。

ピアノを譲ってもらうことになりました

できれば譲っていただく前に検品させてもらえたら当方がピアノの履歴情報、状態把握し、運搬後の設置環境も考えて、かかるであろう諸経費の見積もりをします。

素人さん同士の譲渡がトラブルにならないようなお手伝いができればと思います。

譲る側も「譲られたお相手が困らないか?」判れば安心です。

ピアノを購入するときに注意すべきことは?

投資が最大限の効果を生むため、また、悲惨を避けるために、下記に注意です。

  1. 目的を明確にする:何のための購入か?音の好み、音の可変力、弾きやすさ、堅牢性を考慮する、心構えを持つ
  2. 良い設置環境、条件を整える:部屋の広さ、天井の高さ、防音、吸音、ピアノの大きさ、日当たり、空調方法、定期メンテナンス経費の予算化、など
  3. 予算、支払い方法
  4. 中古か新品か?:うんちく話に乗せられないこと
  5. 良い買い物か否かを見極める:金額と品質が見合っているか
  6. 購入後のメンテナンスについて:安心の技術者に任せられるか

など

デジタルピアノか本物のピアノにしようか迷っています

予算、置き場所、メンテナンス経費、運搬などデジタルピアノは簡単です。もちろんデジタルピアノの良さもあります。が、デジタルピアノはアコースティックピアノの代わりにはなりません。

購入の目的をどう考えるかによります。

字を書くのにマジックはマジックの良さもありますが、筆の代わりにはなりません。別のものです。

筆に求めるものをマジックに求めること自体が間違っているのは誰でも解りやすいと思います。

グランドピアノ、アップライトピアノどちらにしようか?

省スペースならアップライト。構造が違うため独特なテクニック、表現法も身に付けたい場合はグランドピアノでしょうか。

またグランドであれば何でもOKとは思いません。変なグランドよりは良いアップライト。

グランド、アップライトを問わずコントロール性、音色、イントネーションの可変性の高いピアノは飽きません。

ピアノから学ぶことが多発します。

当店は後悔しないピアノ選びをお手伝いします。

どのピアノにすればよいか判らない

ピアノが違えば出る音も全体の響きの印象も違います。

なぜかというと、各社設計するときのコンセプトが違うからです。

ダイナミクスに重点を置いたピアノ、色彩感の豊かなピアノ、暖かい響きのピアノ、素朴な響きのピアノ、丈夫なピアノとか・・・たくさんある中にはコストだけを追求したとしか思えないピアノもあります。

好みのピアノ、目的にあったピアノ購入のご相談に乗ります。

弾いて楽しい、ワクワクするようなピアノを、その力を最大限引き出すメンテナンスと合わせてお買い求めください。

買ったピアノが変なんです。診てもらえますか?

これが意外にあります。価格に関わらずビックリな話。

購入店で解決できず相談が入ります。

納得して買ったものなら買った人の責任でしょうが、ピアノの状態について告知しなかったこと、または購入店が気付いてなかったことに起因した不調は購入店の責任で対応すべきでしょう。

治らないピアノはありませんが、本来は購入店で無償修理・・も、当店がするとなると有償ですし、横から参加するのも筋違いですし、油に火を注ぐことになるのも、他店の批判もしたくはありません。

原因はピアノに無知な業者、無責任なピアノ転がし的な商売人が無知な人に売ったことです。クレーム交渉はなかなか手強いです。

雰囲気でピアノを買ってはいけません。結局予想外の出費が付きまといます。

近年はネットの情報のみで購入する方もおられますので、お気をつけ下さい。

ピアノについて

ピアノ設置に適した部屋環境とは?
  • ピアノに直射日光が当たらない
  • 温湿度が通年変わりにくい部屋
  • 冷暖房器具の直風がピアノに当たらないようにする、ピアノをターゲットからはずす
  • 必要に応じて常に変化する温湿度をコントロールする

暖房器具や、直射日光、結露などが原因で不調を通り越して壊れてしまうことがあるからです。

設置環境の良し悪しは調律メンテナンス費用を抑え、ピアノの寿命を延ばします。

ピアノにとって良いとされる温度と湿度は、20℃の時に50%です。

ピアノの寿命は?

「ピアノは一生ものだ」って聞いたことないでしょうか?高価なものを売らんがための営業マンの必携ワードでした。80~100年? 変な話ですがピアノにも氏素性がありますし、設置条件、使用条件も個別に大きく違いますが、形のあるものですからすべてのピアノは例外なく壊れる方向に常に向いています。メンテナンスなしでそんなに使えるものではありません。

100年以上前に作られ、完全な修理を終えて、感動的な音で演奏会に使用されているものもあります。が、それは沢山ある古いピアノのごく一部です。一般に販売されている中古ピアノでも練習にさえならない状態のものもあります。

見積もりについて

無料見積もりはしてますか?

見積もり、検品時に出張料をいただいております。

実際にピアノを見させていただき、口頭か簡単なメモ書きで現状、必要な作業、所要時間、費用などを場合によっては何パターンかお伝えし、その後当方の作業が発生した時に見積もり時頂いた出張料はお返しします。(領収書を保管しておいてください)

なぜ出張料を頂くかというと、お客様の中には内容はともかく「安い」に飛びつく方がいらっしゃるからです。

料金・お支払いについて

ピアノ調律料金は?

基本調律料はアップライトピアノ¥16,500-、グランドピアノ¥19,800-で、3時間。いずれも税込みです。

山梨県内の場合は出張料はなしです。

作業内容が多岐にわたり基本内で治らない場合や、部品の支給が発生した場合は別途追加料金を頂戴します。

終日(8時間)の作業代は税込み¥44,000-頂いています。

治らないピアノはありませんが長期放置されたピアノ、修理が必要な場合はピアノの状態に応じてかかる経費はケースバイケースです。

なるべく出費を抑え、なるべく効果を上げるよう考えます。

目指しているのは適正価格です。

お支払い方法は?

基本的には現金払いか、作業また納品完了後1週間内のお振込です。

楽天ペイは使えるようにしましたが、楽天さんに支払う手数料(3~4%)はお客様負担とさせていただきます。

ピアノの調律や購入を希望の方は
下記からご連絡をお願いします

お電話でのお問い合わせ090-5439-7595
営業時間:9:00-18:00

ピアノに関するお問い合わせのみ受け付けております。
セールスはご遠慮ください。