[ピアノの外装修理] 修理の様子と普段のお手入れ

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こんにちは。楽器工房コンチェルトの久保です。
山梨県のピアノ調律師です。

普段ピアノに傷をつけないように気をつけていても不意にやってしまった、修理がしたい・・・。なんてこともあるかもしれません。

今回は傷がついたピアノの外装の修理について記載します。

また、普段の外装のお手入れの仕方についても紹介します。

本記事は、次のような疑問を持っている方の参考になるかと思います。

  • ピアノの傷を治したいけど本当にキレイになる?
  • どうやって治す?
  • 普段の外装のお手入れはどうやったら良い?

ピアノの外装の傷修理の一コマ

鍵盤蓋の傷を修理している様子を紹介します。

このピアノは、ピアノの屋根の上に置いた固く重いものが何回も落下して、打ち傷が多くできていました。

たくさんついた傷を1つ1つ直します。

修理後は、新品のようにピカピカに仕上がり、お客様にもとても満足いただきました。

テープは全ての傷の場所をピックアップしています。それぞれの傷に対して、綺麗に面取りしパテを盛ります。
塗料を吹いて丁寧に磨き上げました(修理完了)

普段のピアノ外装のお手入れ・気をつけること

まずは、ピアノの上に物を置かないことが大事です。

上記でご紹介したように、ピアノの上から物が落ちて傷つくことを防止するためです。

また、普段のお手入れは以下のとおりです。

  1. 水で綺麗に洗い、固く絞った柔らかい布でサッと吹く
  2. ご使用のピアノの塗装に合ったピアノ専用の外装磨き剤をつけた布で優しく拭いて、ツヤを出す

ご使用のピアノの塗装に合っていない磨き剤を使用すると、思いもよらぬ事故になりかねませんので、要注意です。

まとめ

ピアノの傷修理の様子や普段のお手入れの仕方について紹介しました。

大事なピアノだと思いますので、こまめにメンテンスしてあげてください。

以上です。

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